発根剤の種類と正しい使い方

塊根植物や多肉植物を鉢植えで「綺麗に大きく」育てたいと願うとき、根づく初動の出来はその後の樹形と健康を大きく左右します。🌱本記事では、発根成功率と根の質を高めるために不可欠な発根剤(挿し木の不定根形成を促す資材)の科学を、一次研究の知見を軸にわかりやすく紐解きます。章を追うごとに理屈→道具→具体手順へと橋渡しするので、最終章を読み終える頃には、ご自身の環境で再現できる安全で再現性の高い発根プロトコルが手元に残るはずです。


目次

発根はなぜ起きるのか――根原基形成の生理

不定根(茎や葉など根以外の器官から新たに生える根)は、切断面近傍にできるカルス(傷を覆う未分化細胞の塊)から発生します。トリガーの中心はオーキシンという植物ホルモンで、濃度勾配が形成層の細胞分裂・分化を誘い、やがて根原基(根の芽)になります(Druege et al., 2014)。このときサイトカイニンジベレリンといった他ホルモンは、一般に根の分化を抑える方向に働くため、挿し木の初期段階ではオーキシン優位の環境が望ましいと考えられています(Mao et al., 2019)。

塊根・多肉植物では、体内に水と炭水化物を蓄え、さらに多くがCAM型(夜にCO₂を取り入れ昼に固定する)代謝を採用します。この性質は「乾きに強い」一方で、発根初期は過湿で窒息しやすいという別の顔を持ちます。ここが本記事の重要ポイントです。🧭以降では、こうした生理に沿って、発根剤の種類・濃度・処理時間・環境要因の最適域をひとつずつ具体化します。

主役はオーキシン――有効成分と剤型の選び方

発根剤の核はオーキシンです。園芸で使う主な有効成分は以下の三つです。

IBA(インドール酪酸):広い植物群で安定して効く代表格。水に溶けにくいが、カリウム塩(K‑IBA)は水溶性で調製が容易(Kansas State University, 2013)。
NAA(1-ナフチル酢酸):強力だが濃度が高すぎるとカルス偏重になり根分化が鈍る傾向。IBAと併用されることも多い(Kansas State University, 2013)。
IAA(インドール酢酸):天然オーキシン。光・酸素で分解しやすく実用剤としては扱いづらい(Kansas State University, 2013)。

剤型(形状)は粉末・液体・ゲル・ラノリンペーストに大別されます。粉末は手軽ですが付着量で実効濃度がブレやすい一方、ゲルは切り口に均一に留まり扱いやすく、液体はクイックディップ(後述)処理に向きます。ペーストは特殊用途(幹への塗布など)です。

📊 推奨レンジの目安(まずはここから)

カテゴリ代表成分処理法推奨濃度(ppm)接触時間主な注意点
オーキシン(易根性/多肉の軟らかい茎)IBAクイックディップ/ゲル500–2,0001–5秒濃すぎるとカルス過多→根が出にくい(Kansas State University, 2013)
オーキシン(木質化/難発根)IBA or IBA+NAAクイックディップ3,000–10,0001–5秒長時間浸漬は薬害リスク増
粉末ダスティングNAA, IBA粉を薄くまぶす(製剤規格依存)厚塗り厳禁。挿穴を先に開けて擦れ落ちを防ぐ
ゲル塗布IBA基部に均一塗布製品既定(例0.3–0.6%)過量付着は窒息の一因。薄く均一に

※ppm(mg/L)は1,000ppm=1,000mg/L=0.1%(w/v)です。0.4%の液剤は4,000ppmに相当し、難発根のクイックディップにそのまま使える強さです(Kansas State University, 2013)。

処理法と濃度設計――秒単位のコツと家庭での換算🧪

クイックディップ(高濃度に数秒浸す)とディルートソーク(低濃度に長時間浸す)が基本手法です。多肉・塊根の柔組織ではクイックディップが安全で、時間は多くのケースで1–5秒に留めます(Kansas State University, 2013)。長く浸すほど良いわけではなく、むしろ薬害やカルス偏重の原因になります。

家庭での濃度換算は次の考え方で十分です。
・%(w/v)→ppm:1%=10,000ppm。したがって0.2%=2,000ppm0.05%=500ppm
・既成液剤の希釈:例として0.4%(4,000ppm)の液剤を1,000ppmにしたいとき、原液1:水3で4倍希釈にします。
・粉末製剤:粉はまぶす用途が基本です。溶液調製は表示が試薬(純品)である場合に限り、1,000mg/L=1g/Lを目安に秤量します。

なおpH・水質も安定性に影響します。調製水は塩素を飛ばした水道水か、可能ならRO水や純水を使います。遮光容器で冷暗所保管し、数日内に使い切ります(Kansas State University, 2013)。

💡専用機器が無くてもできる生活の工夫:
・キッチンスケール(1g精度)で1g/L=1,000ppmを簡便に作れます。
・光や熱で劣化しやすいので、容器側面にアルミホイルを巻くだけでも遮光効果が上がります。
・「濃すぎたかも?」と思ったら、まず時間を短く、それでも不安なら2~4倍に希釈して試します。

他ホルモンの扱い方――入れない勇気も技術のうち

挿し木初期はオーキシン優位が基本です。逆にサイトカイニン(芽や分裂を促すホルモン)は根原基形成を抑制する傾向が明確で(Mao et al., 2019)、同様にジベレリン(伸長ホルモン)も挿し木期間は避けるべきだと報告されています(Druege et al., 2014)。エチレンは初期誘導に部分的に関わる一方、過剰や通気不良下では根伸長を鈍らせます(Druege et al., 2014)。結論として、挿し木の段階では追加ホルモンは入れないが最も再現性の高い戦術です。

バイオスティミュラントと微生物――黒子として効かせる🔬

ホルモン以外にも、根張りや活着を底上げするバイオスティミュラント(肥料でも農薬でもない生理活性資材)があります。

海藻抽出物:サイトカイニンやベタイン、微量要素を含み、挿し木で発根率・根量の改善が報告されています。ただし製品差・ロット差があり、劇的効果ではない点に注意します(Traversari et al., 2022; Chalker‑Scott, 2014)。
フミン酸・フルボ酸:根毛伸長や側根誘導の報告があり、用土への混和や潅注で補助的に働きますが、濃すぎると逆効果です(Chalker‑Scott, 2014)。
アミノ酸(とくにトリプトファン):微生物がIAAへ変換する経路を通じて間接的に根系を促す可能性があります(Chalker‑Scott, 2014)。
PGPR(植物成長促進根圏細菌):バチルス属やアゾスピリルム属などの有益菌が、IBAと相乗効果を示して発根率・根長を高めた研究があります(Nwigwe et al., 2023)。
AM菌(菌根菌):発根そのものより発根後の根群拡大・耐乾性に寄与します。挿し床に混和しておくと長期的に効きます(Nwigwe et al., 2023)。

いずれも「決め手」ではなく黒子です。オーキシン処理+環境制御の主軸を崩さず、補助として用いると安定します。

切り口管理と環境制御――腐らせないためのカルスづくり

多肉・塊根の挿し木は、まず切断面を乾かしてカルスを形成させるのが基本です。直後に挿すと水分過多で腐敗しやすくなります。🪵日陰かつ通風の良い場所で、茎挿しは3–7日、太い塊根部は1–2週間を目安に乾燥させます。ユーフォルビアのように乳液(ラテックス)を出す属は、水洗いや拭き取りで樹液を止めてから乾かします。カルス後にオーキシン処理をすると吸収が安定するケースも多いです。

環境制御の要点は適温・適湿・通気・弱光です。
・温度は25–30℃を中心に、最低でも夜間20℃を割らないようにします。
・湿度は50–70%を狙います。密閉は避け、透明カバーを使う場合も必ず換気孔を設けます。
・光は明るい日陰~50%遮光が起点です。発根確認後に段階的に増光します。
・風は緩やかな気流が理想です。サーキュレーターで「葉がわずかに揺れる」程度にします。

この章の内容を踏まえ、次章では用土と発根剤の相互作用に進みます。通気と水分のさじ加減が、薬剤の効果を大きく左右します。

用土とECの考え方――通気・保水・塩分のバランス⚖️

発根剤の効果は、挿し床の通気性・保水性・塩類濃度(EC)と密接に連動します。幼根は酸素要求性が高く、常時過湿だと窒息して黒変します。逆に完全乾燥では細胞伸長が止まります。したがって「しっとり→ほぼ乾き」の周期を与えるのが安全です。

ECメーターが無くてもできるチェックとして、鉢の重さ(乾湿で重さが変わる)を手感で学ぶ、表土に白い結晶(塩類の析出)が出ていないか目視する、を日課にします。発根中は無肥料が原則で、肥料は白根が伸びてから薄めに開始します。

🪴本メディアが想定するPHI BLEND無機質75%・有機質25%(無機:日向土・パーライト・ゼオライト/有機:ココチップ・ココピート)のブレンドです。通気・保水・清潔性のバランスが良く、挿し木にも扱いやすい特性を持ちます。発根初期は表層はやや乾き・中層しっとりを維持しやすいのが長所です。乾きやすい環境では腰水を短時間で行い、過湿域を作らない工夫を添えると、オーキシン処理の効果が素直に根の分化へつながります。

8. 代表属別の実践プロトコル――Agave/Pachypodium/Euphorbia

品種差が結果を左右する局面では、代表属ごとに推奨レンジを持つと安定します。以下は実践の起点です。初めての個体・クローンでは必ず低濃度・短時間から小試験で馴らしてください。

Agave(アガベ)🌵

ロゼット型の多肉葉を持ち、腐敗は基部の通気不足で起きやすいです。仔株や茎挿しでは、IBA 500–2,000ppm×1–3秒のクイックディップ、またはゲル薄塗りが起点です。粉末は付けすぎると界面を塞ぎがちなので、挿穴を先に開けて薄く一層だけまぶします。用土は粗め粒径を増やし、植え付け後は数日無潅水→軽い霧吹きに留めると腐敗が減ります。

Pachypodium(パキポディウム)🌰

太い塊根と多汁質の茎を持ち、切断後のカルス養生が最重要です。まず3–10日の乾燥でしっかりコルク化させ、カルス後にIBA 500–1,500ppm×1–3秒で軽く刺激します。乳液のない属ですが、水分量が多いので長時間浸漬は禁物です。発根中は明るい日陰で風を当て、夜間はやや湿度高めに保つとCAM特性と相性が良いです。

Euphorbia(ユーフォルビア)🌿

切り口から乳液(ラテックス)が出て、これが腐敗とバクテリア繁殖の足がかりになります。まず流水や湿った布で乳液をしっかり止め、殺菌剤やシナモン粉で切り口を清潔に保ちます。その後7–14日の十分なカルス化を確保し、IBA 500–1,000ppm×1–2秒と控えめに処理します。粉やゲルの厚塗りは窒息の原因なので避けます。

9. 失敗と是正――現場で起こることの原因学⚠️

現場で頻出する失敗は、概ね「濃度・時間のミス」か「環境ミス」に帰着します。以下は症状→原因→対策の対応表です。

症状主因対策
基部が黒変・軟化して腐る濃すぎ/長すぎの処理、過湿・通気不良、殺菌不十分濃度を1/2に、時間を1–2秒へ短縮。初期潅水を控え、風を当てる。切り口に抗菌処理
カルスばかりで根が出ないオーキシン過剰、NAA偏重、基部に光IBA主体・低濃度へ。基部は遮光し、挿穴を先に開けて薬剤を保持
出た根が細く脆い薬害による異常細根、乾燥・高EC濃度減と潅水の段階的増加。発根中は無肥料、薄い霧で保湿
いつまでも発根しない時期・温度不適(休眠/低温)、穂木の活力不足成長期へ時期変更。夜20℃以上を確保。勢いのある親株から採穂し直す

「蜂蜜」「シナモン」「柳の水」「アスピリン」といった民間素材は、総じて抗菌や延命という間接効果に留まるか、再現性が低いことが多いと整理されます(Chalker‑Scott, 2014; Hodgson, 2019; Hodgson, 2020)。使うなら「効けばラッキー」の補助として位置づけ、主軸はオーキシン+環境制御に置きます。

10. 実務SOP――工程別のチェックリスト🧰

ここまでの理論を現場の手順に落とし込みます。ご自身の環境へ合わせて微修正してください。

Step 0:準備

清潔な刃物、挿し床(無肥料・通気良好)、発根剤(新しいもの)、使い捨て手袋、ラベル、必要なら殺菌剤を用意します。場所は明るい日陰・通風良好・25–30℃域を確保します。

Step 1:採穂

親株は健全な個体を選び、刃先をアルコールで消毒してから一気にカットします。ユーフォルビアは乳液を止血してから次へ進みます。

Step 2:カルス形成

日陰・通風下で3–14日乾燥し、切断面にコルク状の膜を作らせます。腐敗が心配なら薄くシナモン粉を振ります(厚塗りは乾き過ぎの原因)。

Step 3:発根剤処理

粉は基部を湿らせて薄く一層。液は目標濃度に調整1–5秒浸す。ゲルは薄塗り。濃度に迷う場合は1,000ppm×2秒から始め、小試験で調整します。

Step 4:植え付け

挿穴を先に開け、基部が擦れないように静かに差し、周囲を軽く押さえて固定します。粉処理時は初回潅水を見送るか、霧で表層だけ湿らせます。

Step 5:初期管理

湿度50–70%、光は明るい日陰、風はごく緩く。用土はしっとり→ほぼ乾きのサイクルで維持します。腰水は短時間だけ。

Step 6:発根確認と順化

2–6週間を目安に白根を確認したら、覆いを段階的に外し、光を徐々に強めます。潅水は少しずつ増やし、施肥は発根3–4週間後に極薄からスタートします。

安全・法規の要点

オーキシン製剤の多くは植物成長調整剤(農薬)に該当します。ラベル指示の用途・希釈・対象作物を遵守してください。家庭でも手袋・保護眼鏡を着用し、子ども・ペットの手の届かない冷暗所で保管します(Kansas State University, 2013)。

11. 国内で手に入りやすい資材の整理(例)🧾

国内実務の起点として、代表例を挙げます(製品は各自の責任で適合を確認)。

区分有効成分備考
発根剤(粉)ルートンNAA誘導体 0.4%粉を薄く。食用作物不可。挿穴を先に開けて擦れ落ちを防ぐ
発根剤(液)オキシベロン液剤IBA 0.4%4,000ppm相当。クイックディップ向け。必要に応じ希釈
活力剤メネデールFe²⁺発根そのもののトリガーではなく延命・緑化の補助
ゲルClonex / Rootech(輸入)IBA 0.3–0.55%国内では雑品扱い。薄塗りで扱いやすい
微生物資材AM菌接種剤 等菌根菌・有益菌発根後の根群発達・活着向上に寄与

※上記は一般的情報の例示です。購入・使用に際しては必ず最新の法規・ラベルを確認してください。

12. まとめ――「濃度×時間×環境」の三点セットで勝つ

発根を成功させる鍵は、オーキシンの適正レンジ(濃度×時間)環境条件(温度・湿度・通気・弱光)を正しく噛み合わせることでした。品種差はあるものの、Agave/Pachypodium/Euphorbiaの代表属で示した保守的な起点から入れば、薬害や腐敗の大半は避けられます。過度な“神アイテム”頼みではなく、黒子としてのバイオスティミュラントや微生物を添え、失敗時は症状→原因→是正の順で論理的に立て直します。

最後に、挿し床に使う用土は、発根剤の効きを決める舞台装置です。無機優位で通気が良く、かつ表層の乾きと中層のしっとり感を作りやすいブレンドは、塊根・多肉の挿し木で特に相性が良いと感じます。屋内外での扱いやすさと清潔性を両立させたい方は、参考までに以下の配合を検討してみてください。
👉 PHI BLEND(無機75%・有機25%:日向土・パーライト・ゼオライト/ココチップ・ココピート)


用語ミニ辞典(本文で初出の語を再掲)

不定根:茎や葉など根以外の部位から新たに生える根。挿し木で出る根のこと。
カルス:切り口にできる未分化細胞の保護層。ここから根原基ができる。
根原基:将来の根のもとになる小さな分化組織。
オーキシン:発根を誘導する植物ホルモン。IBA・NAA・IAAなど。
サイトカイニン:芽や分裂を促すホルモン。発根初期には抑制的に働く。
ジベレリン:伸長を促すホルモン。挿し木中の添加は避ける。
エチレン:気体ホルモン。初期誘導の一部に関わるが過剰は伸長抑制。
CAM型:夜にCO₂吸収、昼に固定する代謝様式。多肉に多い。
クイックディップ:高濃度溶液に数秒浸す処理。
ディルートソーク:低濃度溶液に長時間浸す処理。
PGPR:植物成長促進根圏細菌。根圏で植物を助ける有益菌。
AM菌:アーバスキュラー菌根菌。根と共生し水・養分吸収を助ける。
EC:電気伝導度。溶液の塩分濃度指標。挿し木中は低ECが安全。


参考文献

Chalker‑Scott, L. (2014). The Myth of… Products for Transplanting and Rooting. Washington State University Horticulture Extension.(ビタミンB1や海藻抽出物の効果検証)

Druege, U., Franken, P., & Hajirezaei, M.‑R. (2014). Plant hormone homeostasis, signaling, and function during adventitious root formation in cuttings. Frontiers in Plant Science, 5:494.(オーキシン・エチレン相互作用)

Hodgson, L. (2019). Can Honey Replace Commercial Rooting Hormone? Laidback Gardener.(蜂蜜の抗菌と発根比較)

Hodgson, L. (2020). Does Aspirin Help Rooting Cuttings? Laidback Gardener.(アスピリンの無効性)

Kansas State University (2013). Using Rooting Hormones for Propagation of Landscape Plants. Extension Publication MF3105.(IBA/K‑IBA、クイックディップ等の実務)

Mao, J., Zhang, D., et al. (2019). Cytokinin inhibits adventitious root initiation in apple stem cuttings. Physiologia Plantarum, 166(2), 663–676.(サイトカイニンの発根抑制)

Nwigwe, C., et al. (2023). Rooting performance of difficult-to-root Eucalyptus clones enhanced by PGPR consortia. Forests, 14(9):1848.(PGPRとIBAの相乗)

Traversari, S., et al. (2022). Effects of seaweed extracts on rose cutting rooting. Horticulturae, 8(7):561.(海藻抽出物の効果と製品差)


🔎本記事は、上掲の一次研究・公的資料を基礎に、塊根・多肉植物の生理特性(CAM・貯蔵組織・休眠)と、家庭栽培の作業性・安全性を両立することを目標に再構成しました。数値レンジは起点として示しており、実個体での小試験と観察を通じて、あなたの鉢・あなたの環境専用の最適値へ調律してください。

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