はじめに
こんにちは、佐々木です。今日は、今秋発売予定のPHIブレンド(モニターテスト継続中)を使って、5月の富士山フェスタで迎えたアデニア・グロボーサを植え替えます。🗻
実は、グロボーサを買う予定はありませんでした。でも、良型というより「オモムキのある形」に心をつかまれてしまい、気づけばお会計へ……💸(こういうこと、ありますよね)。
PHIブレンドは前回の体験記でも通気・排水・乾きのリズムの良さに驚いたのですが、正直に言うと、見た目(色味)が自分の好みと少し違うんです。🎨
こんなこと言ったら社長に怒られるかも……(笑)。でも、だからこそ今回は仕上げに「富士砂」を化粧砂(マルチング)として薄く敷き、渋い雰囲気に整えてみます。🪨
🌰 今日の主役:アデニア・グロボーサ
いびつさが味になる塊根植物。完璧じゃないからこそ可愛い。そんな「ずっと見ていたくなる形」の株です。今日は鉢と用土の見た目まで含めて、似合うコーデを目指します。🧵
🧰 用意したもの
- PHIブレンド(今秋発売予定/モニター使用)
- 素焼き鉢(やや深鉢)🪵
- 鉢底網・鉢底石 🪣
- マグァンプK(緩効性肥料/規定量厳守)🧪
- オルトラン(害虫予防/用法・用量厳守)🛡️
- 割り箸・ピンセット(根ほぐし・突き棒)🥢
- 富士砂(細〜中粒・化粧用に薄敷き)⛰️
- ハケ(仕上げの掃除)🧹
✅ 安全メモ: 肥料・薬剤はラベル表記を必ず確認。室内作業は換気を。植え替え直後は根がデリケートなので「効かせすぎない」バランスで。
📸 本日のフォトログ








🔍 旧鉢チェック:赤玉オンリー&微塵化の兆候
株を抜いてみると、用土は赤玉土オンリー。指でつまむと微塵化が進み、中央ほど目詰まり気味でした。これでは水の通り道が少なくなり、乾かない→根が呼吸しにくい、という悪循環に。⛔
季節の入口で植え替えられたのは大正解。黒ずんだ根や傷んだ先端は最小限だけ整理し、むやみに切り詰めないのがマイルールです。✂️
🪴 植え付けのコツ:空気の層を残す
PHIブレンドは粒がつぶれにくく、空気の層が残りやすいのが触ってわかります。用土を少しずつ足しながら、割り箸でコツコツと突いて隙間を埋めると、根の周りの通気が安定します。🍃
💡 ポイント: 肥料・薬剤は「効かせすぎない」が合言葉。植え替え直後は基肥(マグァンプK)だけで十分。追肥は根が動き出してから。
⛰️ 仕上げ:富士砂で化粧(マルチング)
今回は薄敷きがテーマ。厚く敷くと通気を妨げたり乾きにムラが出ることがあるので、表土がうっすら隠れる程度を目安に。👀
- 🎨 景観: グロボーサの質感 × 素焼き鉢に、黒〜グレーの富士砂がよく合う
- 👁️ 視認性: 水やり後の表面乾きが見てわかり、管理がラク
- 🧼 清潔感: 微細粒が表面に出にくく、写真映えも◎
📝 初期管理メモ
- 💧 初回潅水: 植え替え当日は水やりなし。風通しの良い場所で2〜3日なじませ、株の表情を見て控えめに1回。
- 🌤️ 置き場所: 強い直射は避け、明るい半日陰から慣らす。
- 🧪 肥料: 今日は基肥のみ。追肥は根の動きを確認してから。
- 🔎 観察ポイント: 表層(富士砂)→中層→鉢の重さの変化、塊根の張り、芽の動き、抜けの良さ(受け皿に水を溜めない)。
💡 今日の気づき
- ❤️ 見た目の好き嫌いは大事。 好きな仕立てだと観察回数が増え、変化にも早く気づける。
- ⚙️ 用土は性能が最優先。 ただし仕上げ(化粧砂)で性格づけできるのが楽しい。
- ⏱️ 赤玉オンリーの長期運用は微塵化に注意。 乾かない→根が呼吸しにくい、の兆候が出る前に見直しを。
✅ まとめ
アデニア・グロボーサをPHIブレンドに受け替え、仕上げに富士砂を薄敷きして渋く整えました。性能面ではやはり通気・排水・乾きのリズムがとても良い。一方、色味は自分の好みと少し違う——だからこそ化粧砂で「自分らしさ」をプラス。園芸の楽しさは、こうした調整にあると感じました。😄(社長、正直に書きました…笑)
この後は数週間かけて根の動きと芽の伸びを観察し、水やりと肥料の量を見直していきます。結果はまたレポートします!📈
🗂️ これからも、等身大の育成体験をどんどんアップしていきます。失敗も成功も含めて共有し、みなさんと一緒にレベルアップしていけたら嬉しいです。
🧪 PHIブレンド(今秋発売予定)の最新情報は 製品ページ をチェックしてください。
